不動産情報

事前の準備が大切。不動産の売却に必要な書類チェックリスト

不動産の売却する際に行われる、査定や契約時には、物件に関する様々な書類が必要となります。

用意する書類はかなり多いので、査定・契約の前日になってから準備するのは手遅れ。

スムーズに家を売るためにも、あらかじめどのような書類が必要なのか把握しておくことが大切です。

そこで今回は、査定や売却の際に必要な書類をチェックリストでまとめてみました。
それぞれどのような役割があるのかも解説していきます。

査定時・広告作成に必要な書類6つ

家を売るときには、まず不動産会社に物件の査定をしてもらうところから始まります。

きちんとした適正価格を付けるためには、物件の情報が分かる書類が必要となりますので、以下の書類を用意しておきましょう。

  • 登記簿謄本
  • 購入時の売買契約書
  • 重要事項説明書
  • 測量図
  • 建物の図面
  • 管理規約やパンフレット

登記簿謄本

所有する不動産の権利情報や面積などが記載された書類で、物件が自分のものであるという証拠となる重要なものです。法務局に行けば取得することができます。

物件のより詳しい情報が分かるので、適正価格での査定が可能となります。

購入時の売買契約書

売主が、その不動産を購入したときに交わした売買契約書です
当時の物件状況や、契約内容などを元に、今後の売却プランなどを練っていきます。

重要事項説明書

購入時に、不動産会社から重要事項を記した説明書が必ず交付されます。
査定材料や、今後の売却プランの材料ともなる重要な書類です。

測量図

土地の形状や面積などが正確に記された書類。
また測量を行っていない場合は、敷地面積での隣人とのトラブルを防ぐためにも、売買成立前に測量を行っておくのがベストといえます。

建物の図面

広告作成に必要な間取り図や、基礎情報として必要な書類となります。

管理規約やパンフレット

マンションの場合、管理規約はとても重要な内容です。
これにより購入を決める買主もいるので、査定時や契約時にも必要となります。

パンフレットについては、売り出し物件の魅力や間取りを知ることができることから、販売活動にも役立ちます。

売買契約時に必要な書類11つ

買主が見つかった後は、正式に売買契約を交わすこととなります。

トラブルなく契約を完了させるためには、あらかじめ漏れのないように以下の書類を用意しておきましょう。

売主に関するもの

  • 身分証明書
  • 実印・印鑑証明書
  • 住民票
  • 銀行口座書類
  • ローン残債証明書

物件に関するもの

  • 登記済権利証・登記識別情報通知
  • 固定資産税等納付通知書
  • 土地測量図
  • 建築確認済証
  • マンションの管理規約
  • 耐震診断報告書・アスベスト使用調査報告書

売主の関するもの

売買契約を交わすうえで、売主本人であるという確認書類が必要です。
物件が共有名義となっている場合は、共有者全員の書類が必要となるので、あらかじめ準備しておきましょう。

住民票は、登記上の住所と現住所が異なる場合のみ必要となり、住民票と印鑑証明などは発行から3ヵ月以内のものが求められます。

また、ローン残債証明書については、物件のローンが残っている場合のみ必要となり、銀行口座は、手付け金の支払いや最終決済時に必要となります。

物件に関するもの

登記済権利証・登記識別情報通知

物件の所有者に対して、法務局から公布される書類。
その物件の真の所有者であることを証明するための、非常に重要な書類ですので、なければ契約を交わすことができません。

固定資産税等納付通知書

固定資産税の納税額の確認のために必要となる書類。
移転登記等に必要な登録免許税の算出にも必要となります。

毎年1月1日時点の所有者に、年間の固定資産税が課税されるので、売却時期に応じて負担額が調整され、売主に一部払い戻しされる仕組みとなっています。

土地測量図

一戸建てや、土地の売買の場合に必要な書類。
どこからどこまでは売却対象なのか、面積をハッキリさせるために重要です。

境界線を明確にしていないと、後々トラブルにもなりかねませんので、測量を行っていない場合は、あらかじめ隣接地との所有者と相談し、測量図を行っておく方が安心です。

建築確認済証

その物件が建築基準法に則って建築されていることを証明する書類。
一戸建ての売買において必要となります。

建物の構造が法律の基準となっているかは、売主・買主双方にとっても大切な情報です。売却後のリフォームなどにおいても有益な情報ですので、売主の信頼度アップにも繋がります。

マンションの管理規約

マンション売却の際に必要な書類です。
この規約には、マンション内の設備や規定、管理費、メンテナンス等の約束事が記載されているため、買主にとっては欠かせない重要書類となります。

マンションの管理規約は購入の決め手にもなりますので、売買契約時以前から、提示しておくことが望ましいと言えます。

耐震診断報告書・アスベスト使用調査報告書

必ず提出する必要はないものの、調査を行っているものに関しては提出しなければいけません。買主にとって、物件の耐震やアスベスト使用の有無は、購入を決める大きなポイントとなります。

買主から書類の提出を求められるケースもありますので、トラブル回避のためにも事前に用意しておくに越したことはありません。

まとめ

売りたい物件の情報が記載されたこれらの書類は、必ず必要なものもありますが、他の書類に関しても提示しておくに越したことはありません。

取得するのに時間がかかる場合もあるため、売却が決まったらできるだけ早く準備に取り掛かりましょう。

買主候補が現れる段階で、これらの書類が提示できていれば、売主の信用を得ることにも繋がり、売却への第一歩となります。

スムーズに売却を成功させるためにも、買主の立場になって情報提供を心がけましょう。